「迷惑をかけちゃいけない」。恵まれた環境で育った私のインナーチャイルド
今年に入ってから自分と向き合う時間が増え、AIを相手に「インナーチャイルド」について深掘りしてみたら、沢山の気づきがありました。
インナーチャイルドとは、
子どもの頃の記憶や感情が、大人の自分の考え方や「生きづらさ」に影響を与えている部分。
5つのパターンの中でも、私は「逃避型」に当てはまりました。
逃避型の特徴を調べると、「幼少期に親から認められない、褒められない」といった内容ばかり。
しかし、田舎で生まれ育った私は、両親から過保護なほどの愛情を受け、何不自由なく育ててもらいました。
「それなのに、どうして逃避型に?」
AIとの対話で見えてきたのは、
「期待に応えすぎる重圧」でした。
私は子どもの頃から、
「親に迷惑をかけちゃいけない」
「悲しませたくない」という思いが強かったです。
親からしたら、迷惑なことじゃないとしても。
「習い事を辞めたい」
「熱がある」
「いじめられている」
こんなことも言い出せなかった。
親の100%の善意と優しさに包まれていたからこそ、私はそれを断る理由が見つからず、本音を隠し、波風を立てない「逃避」を習慣化させてしたいました。
私の「他人軸」は、そんな「親軸」から始まっていたのかもしれません。
大人になるにつれ、その傾向は「他人の評価に怯える完璧な武装」へと変わりました。
仕事でもプライベートでも何でも「カッコ悪い自分を見せたらおしまいだ」と思い込み、度がきつい眼鏡をかけた自分の見た目や癖毛でさえも許せず、ちょっと出かけるだけでも完璧にメイクをしてコンタクトをしないと外に出られない。
他人からしたらそんなことかと思われるかもしれませんが、自分の中では死活問題です。笑
人に褒められても、「素直に受け取ったら調子に乗っていると思われる」とジャッジして否定する。
いつしか「大丈夫」と言うのが当たり前になり、人前で涙を流すことすらできなくなり、傷つくことから自分を守るためにプライドの鎧を着込んで、「拗らせた女性」になっていました。
でもAI対話を通して、一番私を否定し、ダメな自分を許していなかったのは「私自身」だと気づきました。
斎藤一人さんの「完璧じゃなくていい。自分は自分にしか幸せにできない。自分にとって一番の親友は自分。」という言葉や、ベンテクさんの「自分にパワハラしてますね。もっと自分軸でいいんすよ」という言葉に救われ、少しずつ自分を甘やかせるようになってきました。
休みの日に、たくさん寝て、美味しいものを食べて、動画を見てダラダラする。
誰の役にも立たない生産性のない1日が、私にとって最高の過ごし方です。
「こんな日があってもいいじゃん!」と思えるようになった自分を、うんと褒めてあげたいです。
最後の「10年前の自分に一言だけメッセージをかけるとしたら?」という質問に、私はこう答えました。
「泣きたい時は、泣いてもいいんだよ」
親の期待や自分の高いプライドを守るために、泣くことや頼ることを「カッコ悪い」と封じ込めていたあの頃。 「本当は大丈夫じゃない」と見抜いてほしかったあの頃の願いを、今は私自身が叶えてあげられるようになりました。
「逃避型」という言葉は、かつては自分を責める言葉だったかもしれません。
でもこれからは、「自分を大切にするために、心地よい距離を選べる自由」というお守りに変わっていきそうです。
これからも、無理のない範囲で人に喜んでもらうやりがいは大切にしつつ、自分の人生を心から楽しんで生きていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

記事を拝読し、深く共感しました。親の愛情や期待に応えようとする優しさが、結果的に自分自身を縛る鎧になってしまうという葛藤は、医療現場で多くの対人援助職の方々と接する中でも非常によく感じることです。
他人からの評価を気にして完璧を求めてしまう状態から、AIとの対話を通じて「ありのままの自分を受け止める」という結論に至ったプロセスが見事に言語化されていますね。誰の役にも立たない1日を肯定できるようになったという変化は、長く自分らしく生きる上で最も大切な気づきだと感じます。